マスクや手指の消毒、3密回避などの「ニューノーマル」と呼ばれる行動習慣についても慣れてきた一方、満たされない「対面での価値」の代わりになるものについては、見つかっていないように思います。

ZOOMなどのオンラインツールを使った授業や飲み会なども、「対面での価値」を代替するには十分ではありません。オンラインツールでは通信ネットワークに情報を載せる必要性があるため、かなり多くの情報を取捨選択・集約する必要があり、対面に比べて、かなり情報量を減らしてやり取りすることになります。細かな表情や声のニュアンス、姿勢や醸し出す雰囲気など、多くの情報が削り落とされて相手に送信されているように感じます。その結果、私たちは「やっぱり会いたいよね」という、すごく当たり前で普通だったことに、大きな価値があったことに気が付かされます。 

こうした状況の解決の一助になればと、当社の空調部門である首都圏ソリューション事業部で新サービス開始の準備を始めています。 

誰しもが安心していられる空間の空気をつくる。 

そのためには空間全体の換気量を確保することはもちろん、それだけではなく、空間を3次元でとらえたうえで、空間各所においてしっかり空気が循環している状況を知る、つくることが重要です。空間内の家具やパーティションなどの配置と吸気・排気口の位置関係によっては、空気が滞留してしまう場合があります。空間全体の換気量が十分であったとしても、空気が滞留している箇所においてはクラスター発生のリスクが高くなってしまいます。 

こうした課題を解決するための新サービスを準備中です。

10月にはリリースできると思います。その時にはまた本ブログにて紹介いたします。

お楽しみに。